風邪とインフルエンザと受験生

今年の夏は暑くて、夏バテ、秋バテが来ているひとが多いですね!

でも急に寒くなってきて、体がその変化に順応できず、風邪っぴきのヒトやインフルエンザに罹るヒトも増えてきているようです。みなさん、体を冷やさないよう、風邪をうつされないよう気を付けましょうね!

ところで、風邪とインフルエンザ、もちろん異なる病気ですし、その原因ウイルスも違ったものです。

漢方、中医学では、風邪の症状やインフルエンザに対応したお薬などが、それぞれあり、その方の体質も含めて、適正なお薬を服用することで、早く効果的に改善が認められることが知られています。

有名な葛根湯(かっこんとう)も、風邪のひきはじめに効果があるものですが、風邪の症状が出てから二週間も経ってから服用しても効果は期待できません。

また風邪の症状にも、赤い風邪、黄色い風邪、青い風邪の三種類を定義していて、それぞれ

赤い風邪:熱っぽい、のどが痛い、口が乾く

黄色い風邪:むかむかする、体がだるい、下痢気味

青い風邪:ぞくぞく悪寒がする、頭が痛い

といった症状別に対応するお薬も異なってきます。

一方インフルエンザや風邪に罹らないよう予防するには、板藍根(ばんらんこん)という生薬エキスが入った板藍茶(ばんらんちゃ)や板藍のど飴(ばんらんのどあめ)がおすすめです。

これからの季節、風邪やインフルエンザに罹れない受験生のみなさんやその親御さんは、是非、予防のために何か必要か、ご相談下さい。

頑張れ、受験生!